中国舞踊を通じた身体技法の研究及び普及を目的とする非営利団体です。

Chinese Dance Salon - CDS

Tokyo, Japan

新古典舞踊

新古典舞踊は50年代の舞踊専門家たちの研究によって、戯曲 (中国オペラにある舞踊表現)と武術を基に作られました。 最初戯曲舞踊と呼ばれていた。

体の動きと心の構えが一致すること、つまり「心身統一」を何よりも大事にしています。心の構えから生み出された自然な動き、そして、体の動きに伴われる内面の韻律がその神髄です。 

代表な古典舞踊は「水袖」(スイシオ)、剣舞、扇子舞など 

※写真出所:Baidu百科


新古典舞踊は武術の要素が入っているため、民族舞踊より高い身体技術(テクニック)が求められています。

しかし、専門家たちは従来訓練だけでは踊りの体を作るのに限界を感じ、古典バレエの訓練方法を参考し、 中国古典舞踊の独特な訓練システムを作り上げた。

中に特に身韻(体のリズム)の練習がメインになっていまして、呼吸に合わせ、腰や腕が円を貫通して動く設計は妙にも中国太極の理論に合致し、西洋バレエの直線美と対照的で、東洋的な美意識を追求できます。

 

※2015年公演 古典身韻(古典舞踊振付コンビネーション) 


※2015年公演 「貴妃醉酒」 (楊貴妃酔興(ヨウキヒ スイキョウ))

楊貴妃(ようきひ)は、古代中国四大美人の一人で、中国唐代皇帝玄宗が愛した皇妃。この曲は、中国京劇の巨匠梅蘭芳(メイランファン)の代表作である「酔貴妃(スイキヒ)」から由来しており、酒に酔った楊貴妃の、妖艶で酔狂な姿を描いています。 


※その他、発表会古典舞踊作品