敦煌古典舞踊
シルクロードの要衝である中国甘粛省(かんしゅくしょう)敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)の東の断崖に南北に1,600mに渡って掘られた莫高窟・西千仏洞・安西楡林窟・水峡口窟など600あまりの洞窟の中に、2400余りの仏塑像が安置されている。
壁には一面に壁画が描かれ、総面積は45,000平方メートルになる。約1650年前発見され、1987年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
※中国甘粛省敦煌市 敦煌莫高窟 ※莫高窟壁画:総面積約45,000平方メートル
敦煌舞踊はその壁画に舞う天女たちの姿をもとに1970年前後に舞踊専門家によって体系化されました。
※壁画に舞う天女たちの姿
敦煌舞踊作品の中、特に有名なのは長いリボンや琵琶を巧みに使いながら、舞う天女たちを表現する踊りです。
※中国一番最初の敦煌舞踊劇「絲語花路」 (敦煌壁画とシルクロード文化の結晶)
また、世界でよく知られている「千手観音」も 敦煌舞踊に当たります。
※2014年発表会作品「寧月」(Silent Moon)